皆様こんにちは。毎朝の通勤時に利用していたファミマが今日で閉店とのことで朝から少し寂しくなった佐藤です。
明日からローソンにいくかセブンに行くか。
ただドリップコーヒーはファミマが好きなので通勤ルートを変えるか。
毎日のルーティーンなので個人的には意外と重要(笑)
では本題です。
この時期になると家の寒さが気になってきます。
ここ数年の新築住宅は高性能住宅でエアコン1台で全館冷暖房という家の割合も増えてきました。
しかしそれはごく一部で、日本の既存住宅の大半が断熱性能・気密性能共に著しく低く建てられております。
今回ご紹介するのは築27年(平成9年)の住宅リノベです。
ご依頼を頂いた時の一番の悩みがリビングの寒さ。
リビングには吹抜けと階段があり、暖房の熱がリビングに留まりにくくなっておりました。
それでもこちらのお宅は当時の建物の中ではとてもよく建てられており、樹脂窓のペアガラス・全館24時間計画換気・壁には硬質ウレタン断熱材が使われていたりする性能を意識して建てられた住宅でした。
今回は1階のリノベをメインに、外装リフォーム、補助金を利用し窓をトリプルガラスに交換します。
2階は既存のままなので階段も既存のまま。階段の位置を変えずに1階の間取りを変更します。

間取りはクリックで拡大できます。
👇変更点
・寒さの原因となっている「リビング階段」を「廊下階段」になるように間取りを変更します。(階段の位置は動かしません。)
・広いL型のキッチンをシンプルなI型の対面キッチンに変更し、パントリーをつくります。
・2帖だった洗面脱衣室を4帖と広くし、物干しスペースと収納も増やしタオルや下着などはここに置けるようにします。
脱衣と洗面はロールスクリーンを付けることで目隠も可能です。
・閉ざされていた和室は洋室に変更し、将来を見据えて1階の寝室になります。
クローゼットには扉を付けず使い勝手やスペースの確保を優先しました。
こちらもロールカーテンで目隠しは可能です。

既存のリビング階段

ビフォー LDK(吹抜け)+和室にリビング階段
現在の新築住宅のように、高性能な全館冷暖房住宅にし室温を均一にしない限り、熱の移動がおこりリビングの熱が他の部屋に逃げてしまうのと、2階の冷気が下りてきてしまう為、寒さの原因となってしまいます。
今回はLIXILのラフィスという商品でリビングと廊下を間仕切ます。
この商品をお勧めさせて頂いた理由は、天井の高さまで製作が可能でフレームがアルミなのでスリムに出来るのと、全面が熱処理ガラス(飛散防止フィルム付)で出来ているので、閉めていても開放感を損なうことなく廊下側にも光がとどきます。
更に玄関ホールと廊下にもドアを付けて玄関出入り時の外気の侵入対策をしました。
まもなく工事が完了するので、完成の様子はまた改めてご紹介させて頂きます。
最後にこれから持ち家をご検討のお客様へ。
新築住宅は資材の高騰によりなかなか手が届きにくい価格帯となってしまいました。
全国的に増えている中古住宅の高断熱リノベという選択肢が注目されております。詳しくはお気軽にご相談ください。
それではまた👋
佐藤